【VUCAって知ってますか?】時代の変化から考える キャリア設計
VUCAって聞いたことはありますか?VUCAは、将来予測が困難な時代を表しています。VUCAは キャリア設計 をするにあたり、欠かせない考え方の1つです。
今回は、VUCA時代に、どのように キャリア設計 をしていくべきかを紹介します。
目次
VUCAとは何か?
VUCAとは「あらゆるものを取り巻く環境が目まぐるしく変化し、将来予測が困難な状態」を表しています。VUCAは、4つの単語の頭文字からできています。
語源の4つの単語
- Volatility(変動性)
- Uncertainty(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
補足:VUCAの考え方が広まった背景
冷戦終了後の複雑化した国際情勢を示す用語として、1990年代ごろから米軍で使われている軍事用語です。
2016年に開催された世界経済フォーラムで「VUCAワールド」という言葉が使われ、ビジネスでも使われるようになりました。
VUCA時代は、昔と何が違う?
キャリア
15年くらい前までは、勉強して良い大学に合格し、良い会社に入って60歳まで働くのが当たり前でした。
しかし現在では、終身雇用が崩壊し、人生で転職を3回するのが当たり前の時代になっています。またプロゲーマーやYouTuberなど、新しい仕事も生まれています。5年くらい前までは、教師より稼ぐ学生YouTberが出てくるのを、誰も予想できませんでした。
企業
戦後日本は、三種の神器・3Cと言われ、売れる商品が決まっていました。そのため、自動車業界や家電メーカーに就職すれば、人生は安泰だと考えられていました。
しかし今では、TOYOTAはビジネスモデル転換を行なっており、東芝は、巨額の赤字を抱えています。そして20年前は、GoogleやFacebookは、あまり認知もされていない会社だったのは驚きです。「この会社に就職すれば正解!」という答えは、もう無くなってきています。
制度
15年くらい前までは「定年後は年金生活」思っていましたが、今ではもうムリそうです。そして働き方も多様化しています。つい最近までは、副業やフリーランスをする人は、ほとんどいませんでした。VUCA時代では、社会の変化に応じて、仕事内容や働き方も変化していきます。
学び直しが必須になる
年金がなくなり、65歳以降も働き続ける可能性が高い現在では、定期的な新しいスキルの獲得が求められます。学び直しの方法は様々です。
転職
20代であれば、転職で未経験職種にチャレンジすることもできます。20代に特化した転職エージェントあるので、成長が見込める仕事を紹介してもらいましょう。
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副業
「転職してキャリアチェンジするのはリスクが大きい」と感じる人もいると思います。その場合は、WEBスクールで勉強して、副業から挑戦するのがオススメです。
直近ニーズがある副業で言えば、デザイン作成や動画編集です。ただ20~30年後に確実にニーズがあるとは限りません。ニーズがある仕事に素早く挑戦し、市場の変化を見ながら、また新しい副業に挑戦するという働き方がオススメです。
WEBスクール一例
デザイン(コードキャンプ)
動画編集者(クリエイターズジャパン)
女性限定のWEBスクール(SHElikes)
本格的に キャリア設計 に挑戦する
現在の仕事や、将来に不安を感じたら、本格的にキャリア設計をしてみて下さい。
多くの人が新卒入社前と転職活動の時しか、キャリア設計をしていません。ただ働くうちに、やりたいことや価値観が変わっていきます。仕事だけでなく、市場の変化や家庭環境などを意識して、キャリアを考えてみましょう。
転職エージェント以外に相談してみる
キャリア相談をする時は、転職エージェント以外にも相談をしてみて下さい。なぜなら転職エージェントは求人紹介がメインだからです。そのため、転職ありきのキャリア相談になってしまいます。
そこでメンタリングサービスを使ってキャリア相談をしてみて下さい。これは転職に限らず、起業や将来設計など、キャリアに関するあらゆることを相談できます。
ちなみにメンタリングサービスは、転職エージェントと違って有料です。ただ有料だからこそ、ビジネス経験豊富なメンターが揃っているのが魅力です。本気でキャリア設計に挑戦してみたい方は、メンタリングサービスを体験してみて下さい。
メンタリングサービス一例
metors
月額制のオンラインメンタリングサービスです。金額は高いですが、中長期目線でキャリア構築をしたい人にオススメです。
キャリーナ
メンタリングサービスではないですが、さまざまな職種・企業の社員から話を聞ける単発のサービスです。キャリアの視野を広げる時に役立ちます。
最後に
今回は、VUCA時代に、どのようにキャリア設計していくべきかを紹介しました。VUCAに関する本も出ているので、興味のある人は読んでみて下さい。