お見送り になる原因から面接対策をしてみる【初めて転職活動する方向け】
お見送り になる理由は、そんなにパターンがありません。そしてお見送り理由の大部分が、面接対策だけでは、どうにもならないことが多いです。ただその中でも、努力次第で回避できる、お見送り理由もあります。
今回は、中途採用面接でよくある、お見送り理由を紹介します。
- 対策が難しいお見送り理由
スキルアンマッチ
社風に合わない
ライバルとの比較 - 対策できるお見送り理由
内定を出しても受諾しなさそう
転職理由が曖昧
会社について調べていない - 伝え方が原因のお見送り理由
自己PRのポイントがズレている
回答が分かりにくい
最低限のビジネスマナーがない
対策が難しい お見送り 理由
スキルアンマッチ
一番多いお見送りの原因です。面接官に「募集要項で求めている業務を行うのが難しい」と判断された時に、お見送りになります。これは面接対策では、どうしようもないことが多いです。
準備不足でお見送りになることも…
自分のスキルを十分にアピールできていない時に、お見送りになるのは勿体ないです。職務経歴書をうまく書けていなかったり、面接で説明が不十分でも、スキル不足と判断されることもあります。転職で不安がある方は、転職エージェントを使って、書類作成や面接対策をするのをオススメします。
社風に合わない
面接をする中で、面接官に「社風に合わなそうだな」と思われることがあります。会社の雰囲気に合わないと感じる時の一例を紹介します。
社風アンマッチの一例
- ストレス耐性
- 働き方
- 意識が高すぎる
ストレス耐性
ベンチャー企業などの変化が激しい企業や、営業ノルマが厳しい会社だと、ストレス耐性を見られるケースがあります。もし落ち着いた環境で働きたい人は、社風に合わないと思われる時があります。
また面接に緊張していることが原因で、ストレスに弱いと誤解されてしまうケースがあります。面接は誰もが緊張するものです。本命企業の面接を受ける前に、1~2つ面接を経験をしておくと、少しは緊張を抑えられるかもしれません。
働き方
残業や休暇に関する認識の違いで、お見送りになることもあります。働き方改革を取り入れている企業は増えていますが、未だに社内の体制が整っていないところも多いです。ワークライフバランスを重視している求職者であれば、社風に合わないと判断されてお見送りになることもあります。
意識が高すぎる
意識が高い人の例を挙げると「今まで大きな成果を残してきた人」や「若くして起業の経験がある人」などがいます。別に、これらの経験が悪い分けではありません。ただ実績の伝え方を間違えると、プライドが高そうに見えて「扱いづらそう」という評価になりがちです。
ただ、そのような評価をする企業ばかりではありません。実績や挑戦経験を持つ求職者が欲しい企業は山ほどあります。自分に合った社風の会社を見つけましょう。
ライバルとの比較
求人には、何人もの応募者がいます。1人だけが書類選考を通過している訳ではありません。もちろん自分より、募集要項にマッチしたライバルがいるケースも多いです。この場合は、面接対策でどうにかなる問題ではありません。
新規求人を狙う
対応策という訳ではありませんが、新しく出たばかりの求人を狙いましょう。新しい求人は、まだライバルが少ないため、内定が取りやすいです。転職活動に本気で挑戦している方であれば、毎日求人をチェックするようにしましょう。
対策できる お見送り 理由
内定を出しても受諾しなさそう
面接官は、志望度が低そうに見えた求職者には、内定を出しません。上段でも説明しましたが、求人には、何人もの応募者がいます。何人もライバルがいる求人であれば、志望度が低そうに見える求職者は、採用されづらいです。
志望度が低いと誤解されることもある
志望理由がうまく説明できなかったり、複数の企業で選考が進んでいると、志望度が低いかもしれないと思われがちです。志望理由を伝える時に、誤解を招かないためのテクニックもあります。別記事で紹介しているので、参考にしてみて下さい。
転職理由が曖昧
転職理由への自己理解が浅いと、お見送りになりやすいです。なぜなら転職理由が曖昧な人は、早期離職しやすいからです。
求職者の中には、転職理由に関する質問にうまく答えられなかったり、転職理由に一貫性が無い人がいます。そういった人の話を聞いていると、面接官は「本当にうちの会社に入って、長く働いてくれるのか?」と不安になります。
会社について調べていない
最終面接に近づくにつれて、このお見送り理由が多くなります。一次面接は、選考ではあるものの、相互理解の場でもあります。そのため、仕事内容や取り扱う商材についての理解が浅くても、面接官が説明してくれることも多いです。
しかし最終面接では、あまりに企業理解が浅いと、ビジネスマナーがなってない人と見られます。また志望度が低いと判断されてお見送りになります。面接前に、企業HPやニュースをしっかり読んで、企業理解を深めるようにして下さい。
伝え方が原因の お見送り 理由
自己PRのポイントがズレている
自己PRでは、ただ前職で頑張ったことを伝えれば良い訳ではありません。受験企業で、前職の経験を活かして、どのように活躍できるかを伝える必要があります。
面接中の企業で活かせない強みをPRをしても、面接官に「即戦力としての活躍は難しそう」という評価になります。自分の中で一番のPRポイントではなく、企業に刺さるPRポイントを考えるようにしましょう。
回答が分かりにくい
質問意図からズレた回答をすると、お見送りになります。緊張すると頭が真っ白になり、回答がズレてしまいがちです。もし予想外の質問が来た時は、落ち着いて回答するようにしましょう。質問を聞き直したり、一拍だけ考える時間を作ってから回答してみて下さい。
話が長い人は注意!
結論から先に言う工夫をしましょう。話が長くなると、回答が正しく伝わらない時があります。まず自分が何を言いたいかを、先に伝えるように意識して下さい。
最低限のビジネスマナーがない
第二新卒で、よくあるお見送り理由です。面接では、ビジネスマナーも見られます。例えば、服装・敬語・挨拶などが挙げられます。これらが、しっかりできていないと、面接の印象がすごく悪くなります。
これは若い人だけに限りません。30~40代になっても、ビジネスマナーが原因でお見送りになる人がいます。意外に見落としがちなお見送り理由なので、面接前にチェックしましょう。
最後に
今回は、中途採用面接でよくある、お見送り理由を紹介しました。初めて転職をされる方であれば、どんなに対策しても、不安要素は残ります。面接対策をする上で、様々な角度から考えてみて下さい。