転職エージェントと転職サイトって何が違うの?(※どのように使い分けるか教えます)

結論から言うと、初めて転職する人は、まず転職エージェントを使った方が良いです。一方で、転職経験や自分のスキル把握ができている人には、転職サイトを利用するのがオススメです。
中には、転職活動がうまく進んでいない場合でも、使うツールを変えることで、すぐに内定を取れる時もあります。今回は、転職エージェントと転職サイトの違いと使い分けのやり方を紹介します。
信頼性
前職は、大手転職エージェントでキャリアアドバイザーをしていました。キャリアアドバイザーとして、1000人近い求職者の支援をしてきました。元転職エージェント社員の目線から、正直に転職サービスを比較・検討します。
目次
- 転職エージェント
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントを使うデメリット
オススメの転職エージェント - 転職サイト
転職サイトを使うメリット
転職サイトを使うデメリット
オススメの転職サイト - どうのように使い分けるか?
転職エージェントを使った方が良い人
転職サイトを使った方が良い人
補足;転職サービスの登録しすぎに注意
転職エージェント
転職エージェントは、キャリアアドバイザーからのサポートを受けられます。キャリアアドバイザーがカウンセリングをした上で、求人提案や面接対策をしてくれます。
転職エージェントを使うメリット
転職エージェントでは、キャリアアドバイザーのサポートを受けられます。オススメの求人をマッチングしてくれたり、書類の添削、面接設定など、求職者が悩むポイントを全て対応してくれます。初めて転職する人は、使っておいた方が良いサービスです。
>>キャリアカウンセリング を受ける前に準備すべきこと【得られる情報が変わります】
非公開求人がある
非公開求人は、転職エージェント経由でしか見ることができないものです。非公開求人は、1社のエージェント限定のものや、好条件のものが多いです。
また転職エージェントの中には求人の90%以上が、非公開求人の会社もあります。転職サイトで良い求人が見つからなかった時は、登録してみて下さい。
>>転職エージェント大全【元キャリアアドバイザーが本気で選びました】
転職エージェントを使うデメリット
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーから電話やメールが、かかってきます。キャリアアドバイザーの中には、連絡がしつこくて負担に感じる人もいます。
>>【転職を失敗しないために】悪いCA( キャリアアドバイザー )の見分け方
キャリアアドバイザーにも営業ノルマがある
キャリアアドバイザーには、毎月ノルマがあります。そのため内定が出たら、入社を強く勧めてくることがあります。内定が出た時は、他の人に相談しながら、慎重に意思決定をするようにして下さい。
オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント(総合型:求人数No.1)
- パソナキャリア(総合型:顧客満足度No.1)
- MS Japan(特化型:管理部門・士業の決定率No.1)
- アーシャルデザイン(特化型:20代向け)
- リアルミーキャリア(特化型:時短勤務希望のママさん向け)
転職サービスには、総合型と特化型があります。総合型は、業種・職種を問わず、幅広く提案してもらえます。一方で特化型は、業種・職種・地域などを絞って提案してくれます。範囲を絞っているからこそ専門性高く、アドバイス・求人提案をしてくれます。
転職サイト
転職サイトは、自分のペースで転職活動を進めることができます。転職エージェントとは違い、キャリアアドバイザーが仲介することはありません。そのため企業と直接連絡を取りながら、選考を進めていきます。
転職サイトを使うメリット
転職サイトは、自分のペースで転職活動を進めることができます。転職エージェントは、頻繁に連絡してきたり、内定受諾を急かしてきたりするのが煩わしい人もいます。すぐ転職をする予定が無い人や、とりあえず求人を見たいという人にはオススメです。
>>辞めた方が良い職場の特徴 5選【キャリア形成の視点で考えます】
書類通過率が高い
転職サイトの方が書類通過率は高いです。転職エージェント経由での応募は、エージェントが事前審査をします。そのため企業に求人が送られる前に、お見送りになることがあります。エージェント経由でお見送りが続く時は、転職サイトを使ってみて下さい。
※ただ書類通過後は、キャリアアドバイザーが面接対策や条件交渉をしてくれます。そのため、転職エージェントの方が内定率は高くなります。
転職サイトを使うデメリット
初めて転職する人は、転職サイトだけを使って転職をするのはオススメしません。初めての転職は、求人選びや面接設定をするだけでも悩むポイントが多いです。それに加えて、条件交渉やトラブルになった時も、求職者だけでは対処が難しい場合もあります。
全ての転職活動を、最初から1人で行うのは大変です。初めて転職をする時はキャリアアドバイザーの力を借りた方が良いでしょう。
オススメの転職サイト
どうのように使い分けるか?
転職エージェントを使った方が良い人
初めて転職する人は、転職エージェントを使った方が良いです。カウンセリングを受けて、自分のスキル把握や内定が出る求人を知ることができます。またキャリアアドバイザーに職務経歴書の書き方や面接対策もしてもらえるのでオススメです。
>>すぐに転職しない人でも キャリアカウンセリング を受ける理由
オススメの転職エージェント
- リクルートエージェント(総合型:求人数No.1)
- パソナキャリア(総合型:顧客満足度No.1)
- MS Japan(特化型:管理部門・士業の決定率No.1)
- アーシャルデザイン(特化型:20代向け)
- リアルミーキャリア(特化型:時短勤務希望のママさん向け)
転職サイトを使った方が良い人
また転職サイトは、自分のペースで転職活動をしたい人や、転職活動を経験したことがある人にオススメです。転職サイトの方が、転職エージェントより書類通過率は高いので、転職活動の流れが分かっている場合は、転職サイトも使うと良いでしょう。
オススメの転職サイト
補足;転職サービスの登録しすぎに注意
転職エージェントと転職サイトを、どちらも使うのもオススメです。ただ登録しすぎるとメール処理が大変です。使う転職サービスは2~3社に絞った方が良いでしょう。
>>転職エージェントはいくつ登録すべき?【元大手転職エージェント社員が本音で答えます】
迷ったらdodaがオススメ!
またどこを登録すべきか迷っている人は、dodaがオススメです。dodaだと、1つ登録したら転職エージェントも転職サイトも使うことができます。またdodaは、業界2位の求人数で、信頼できる大手人材会社です。もし迷ったら、dodaを使ってみて下さい。
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最後に
どの転職サービスを使えば、絶対に転職を成功できるというものはありません。また転職エージェントの質も、キャリアアドバイザーのアタリ・ハズレによって変化します。
いくつか登録をしながら、注力して使う転職サービスを見つけていって下さい。