転職エージェントがしつこい時の対処法【元キャリアアドバイザーが本音で回答します】


こんな不満がある人は、読んでみて下さい。
この記事を読んで解決できること
- なぜ転職エージェントはしつこいのか?
- 転職エージェントの連絡を無視したらどうなる?
- どのように転職エージェントに対応すれば良いか?
先に結論を記載します。
転職エージェントがしつこい時の対処法
- まず、キャリアアドバイザーに不満を伝える
- 改善しない場合は、担当変更
- もしくは、別の転職エージェントを使う
より詳しく知りたい人は、読んでみて下さい。
目次
- 転職エージェントがしつこい理由
転職エージェントがしつこい理由①:営業ノルマを追っている
転職エージェントがしつこい理由②:求職者と関係構築したい
転職エージェントがしつこい理由③:求職者の状況を確認したい - 転職エージェントのしつこい行動のパターン(解決策あり)
転職エージェントのしつこい行動①:電話の頻度が多い
転職エージェントのしつこい行動②:メールが多い
転職エージェントのしつこい行動③:興味のない企業を強く推してくる - 転職エージェントの連絡を無視し続けた時のリスク
①求人紹介の頻度が落ちる
②担当が外れる - 優秀なキャリアアドバイザーを見分ける
担当変更を見極める基準①:しつこいのが改善しない
担当変更を見極める基準②:魅力的な提案がない
担当変更を見極める基準③:書類選考が通らない - 転職エージェンがしつこい時の対策①:担当変更を依頼する
担当変更の方法
担当変更を伝える時の注意点 - 転職エージェンがしつこい時の対策②:別の転職エージェントを使う
パソナキャリア(顧客満足度No.1)
JACリクルーメント(ハイクラス向け)
MS-Japan(管理部門特化)
信頼性
前職は、大手転職エージェントでキャリアアドバイザーをしていました。キャリアアドバイザーとして、1000人近い求職者の支援をしてきました。転職エージェントで働いていた経験を元に、転職エージェントの対処法を紹介します。
補足
キャリアアドバイザーと記載していますが、転職エージェントによって「キャリアコンサルタント」や「キャリアカウンセラー」と名乗っている場合があります。名称は違いますが、業務内容は同じです。
転職エージェントがしつこい理由
転職エージェントがしつこい理由
- 営業ノルマを追っている
- 求職者と関係構築したい
- 求職者の状況を確認したい
転職エージェントがしつこい理由①:営業ノルマを追っている
転職エージェントでは、月次で転職支援をした人数をノルマ化しています。そのため、支援したい求職者には、積極的に連絡を取ります。
転職エージェントがしつこい理由②:求職者と関係構築したい
キャリアアドバイザーが、他の転職エージェントを使って、選考が進むことを懸念しています。そのため、求職者に自社から求人応募をしてもらえるように、定期的に連絡をしてきます。
転職エージェントがしつこい理由③:求職者の状況を確認したい
キャリアアドバイザーは、他社で選考が進んでいるかを、気にしています。もし求職者が転職活動を終了していた場合、求人紹介する時間が無駄になってしまいます。
私が働いていた転職エージェントでは、キャリアアドバイザー1人あたり、70~150人くらいの求職者を担当しています。そのためキャリアアドバイザーが、自分の手で支援できそうな求職者に、より多くの時間を割きたいと考えています。
転職エージェントのしつこい行動のパターン(解決策あり)
転職エージェントのしつこい行動のパターン
- 電話の頻度が多い
- メールが多い
- 興味のない企業を推してくる
転職エージェントのしつこい行動①:電話の頻度が多い
仕事中や休日に、キャリアアドバイザーから連絡が来ることを、不満に感じる人は多いです。電話を無視することで、キャリアアドバイザーとの関係が悪化して、求人紹介が少なくなったりするケースもあります。
解決策 キャリアアドバイザーとルールを作ろう
こちら側から、キャリアアドバイザーに、電話できる時間を伝えましょう。例えば「仕事が忙しいので、電話は19:00以降にして下さい」などの依頼をすれば、連絡頻度を抑えられます。
転職エージェントのしつこい行動②:メールが多い
転職エージェントに登録すると、求人紹介メールが大量に送られてきます。「メールが多すぎて、重要なメールを見逃してしまう」という不満は多いです。
解決策 メール設定から配信を止める
転職エージェントからのメールの多くが、システムから自動で送られてくるものです。自動で送られてくるメールは、マイページの設定から、数を減らすことができます。
もしくは、キャリアアドバイザーに連絡することで、配信設定を変えてもらえるメールもあります。
転職エージェントのしつこい行動③:興味のない企業を強く推してくる
キャリアアドバイザーの中には、興味のない求人を送ってくることがあります。また、書類選考を通過してから、選考辞退をしようとすると、しつこく企業の魅力を営業される時もあります。
解決策 興味のある求人のパターンを伝える
キャリアアドバイザーと求職者の間で、マッチングする求人について、認識ズレがあるかもしれません。
一度、転職サイトを使い、自分の興味のある求人をピックアップしてみましょう。そしてキャリアアドバイザーに、興味のある求人を何個か伝えてみて下さい。求人の質は、高確率で変わります。
もし、それでも変化がない場合は、担当アドバイザーの変更を依頼しましょう。
転職エージェントの連絡を無視し続けた時のリスク
転職エージェントの連絡を無視し続けた時のリスク
- 求人紹介の頻度が落ちる
- 担当が外れる
①求人紹介の頻度が落ちる
連絡を無視し続けると、キャリアアドバイザーの注力対象ではなくなります。そのため、新しい求人を紹介をしてもらえる頻度が減ります。
②担当が外れる
多くの転職エージェントが、サポート期限を設けています。大体3~6ヶ月くらいで転職先が決まらない場合、担当キャリアアドバイザーが外れてしまうことが多いです。
こちらから「転職活動をやり直したいから、再度サポートしてほしい」と連絡すれば、再度担当をつけてもらうこともできます。ただ言いづらい場合は、他の転職エージェントを使って、やり直すのもオススメです。
>>【転職を失敗しないために】悪いCA( キャリアアドバイザー )の見分け方
優秀なキャリアアドバイザーを見分ける
優秀なキャリアアドバイザーを見分ける
- しつこいのが改善しない
- 魅力的な提案がない
- 書類選考が通らない
担当変更を見極める基準①:しつこいのが改善しない
「転職エージェントのしつこい行動と対策」で紹介したアクションをしても、改善しない時があります。その場合は、キャリアアドバイザーの質が悪いです。
担当変更を依頼するか、別の転職エージェントを使いましょう。
>>転職エージェント大全【元キャリアアドバイザーが本気で選びました】
担当変更を見極める基準②:魅力的な提案がない
優秀なキャリアアドバイザーは、求職者の視野を広げられます。
誰でも知らないものには、興味を持てません。そこで、求職者が自分では探せないような、企業・職種を提案することが、キャリアアドバイザーの役目です。
もし、魅力的な提案が少ないキャリアアドバイザーなら、優秀とは言えません。自分で求人を探して応募した方が効率良く転職活動ができます。
担当変更を見極める基準③:書類選考が通らない
人柄が良いキャリアアドバイザーが優秀な訳ではありません。たくさん求人応募をしても、書類選考が通らない場合があります。
書類選考が通りづらいのは、キャリアアドバイザー側の実力不足の可能性もあります。別のキャリアアドバイザーに相談してみましょう。すぐに書類選考が通過するかもしれません。
転職エージェンがしつこい時の対策①:担当変更を依頼する
もしキャリアアドバイザーの対応に、懸念があるときは、担当変更を検討しましょう。また懸念点を伝えることで、より相性の良いキャリアアドバイザーを、担当につけてもらえます。
担当変更の方法
多くの転職エージェントが、マイページに「問い合わせフォーム」を設置しています。そこから担当変更の依頼ができます。もし見つからない場合、転職エージェントのサポートセンターに、電話やメールをしてみて下さい。
担当変更を伝える時の注意点
担当変更の依頼をするときは、理由をしっかり考えましょう。もし、うまく伝えられないと、こちら側が理不尽と思われてしまいます。そうすると、遠回しにサービス退会を促されます。
担当変更を希望する理由 一覧
- 連絡頻度が多い
- 依頼をしても何も変化がない
- 担当者の業界知識がない
- 担当者のマナーが良くない
- 担当者の連絡が遅い
転職エージェンがしつこい時の対策②:別の転職エージェントを使う
直接、担当変更を伝えるのが億劫な人もいると思います。そういう人は、他の転職エージェントを探してみて下さい。
>>転職エージェント大全【元キャリアアドバイザーが本気で選びました】
パソナキャリア(顧客満足度No.1)
パソナキャリアは、顧客満足度3年連続No.1を獲得しています。また年収アップ率67.1%となっており、転職エージェントの中でも高水準です。
またパソナキャリアは、女性特化の支援チームを設置しています。産休・育休を含めた、長期的な女性のキャリアについて相談したい人にはオススメです。
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JACリクルーメント(ハイクラス向け)
JACリクルートメントは、ハイクラス転職に特化しています。知識豊富なキャリアコンサルタントが、求職者のスキルを生かしたマッチングをしてくれます。そのため、内定時に年収100万円くらいアップする人も多いです。
JACリクルートメントは、海外転職のノウハウも豊富です。またアジア圏の求人だけでなく、イギリス・ドイツのものも保有しているのも特徴です。
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MS-Japan(管理部門特化)
MS-Japanは、経理・人事・総務・企画などの管理部門求人に特化しています。経理・財務・会計士に絞ると、リクルートエージェント(求人数No.1)よりも多い求人数です。
キャリアコンサルタントの知識も豊富で、有益なアドバイスがもらえます。
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最後に
今回は、転職エージェントがしつこい時の対処法を紹介しました。
転職エージェントがしつこい時の対処法
- まず、キャリアアドバイザーに不満を伝える
- 改善しない場合は、担当変更
- もしくは、別の転職エージェントを使う
転職エージェントとの相性は、転職成功に大きく影響します。
この記事が、皆さんの参考になっていれば嬉しいです。